信仰の対象 | トゥルース教

信仰の対象

トゥルース教の信仰の対象は「総祖宇宙大霊之尊」(教団内では一般に「御大霊」という)であります。 教祖様は、長い信仰生活のうちに、この宇宙の中心には一大生命力があり、その働きによって一切のものが支えられ生かされ、活動せしめられている、という宇宙の大真理を感得されました。

本教では、その宇宙の中心に働く大生命力を「総祖宇宙大霊之尊」と 尊称し、信仰の中心にいただいているのです。 しかし、ここでいわれる「宇宙」とは、一般的に私たちが理解している宇宙空間とか天体宇宙、すなわち目で見たり、頭の中で考えられる宇宙のみではありませ ん。それも含めて、一切のものを包含した秩序ある統一体としての世界を意味するのです。

そして、その一切の世界を根本的に支えているのが、真理、すなわち「御大霊」であります。宇宙のすべては常に変化し、成長しつづけますが、その変化と生長の中にあって、すべては調和を保ちつつ、秩序正しく展開しています。それは、永遠にくり返される変化の中に、永遠に変わらぬ絶対の真理があるからにほかなりません。

本教では、その真理そのもの、つまり根本的な宇宙の働きを信仰の対象としており、宗派的な特定の神や仏を信仰しているのではありませんから、どなたでもご家庭の宗旨を捨てることも、変えることもなく、無理なく信仰していただけるのです。